★★★☆
<ストーリー>
ロンドンのソーントン街。ガス燈がともる頃、幼少時代のポーラ(イングリッド・バーグマン)はイタリアに留学しようとしていたのだが、同居していた誉れ高きオペラ歌手の叔母が何者かに殺害されるという痛ましい事件が発生した。事件は未解決のまま、ポーラはイタリアに旅だった。そして10年の時が過ぎポーラは作曲家のグレゴリー(シャルル・ボワイエ)と結婚し、グレゴリーの希望に沿ってロンドンへと帰ってくるが、次々とポーラの身の回りに不可解なことが起き始め、ポーラは次第に自分の精神状態に自信が持てなくなり、部屋のガス燈もチラついて見えてくるようになってくる…。